筑波大学 国際産学連携本部
筑波大学

高校生等向け
アントレプレナー
シップ教育

筑波大学では小中学生や高校生がこれからの時代に必要な「アントレプレナーシップ」
身につけるための教育プログラム事業を実施します。

「アントレプレナーシップ」は、 新たな価値やアイデアを生み出す力やイノベーションを起こす力を意味しています。起業家や経営者、研究者、技術者のほか、生産者、製品やサービスの開発にかかわる人、教育・福祉に関わる人など、実社会で仕事や活動をするすべての人に必要な力といえます。

*本事業は、GITEの枠組みにおいて、JST事業「EDGE-PRIME Initiative」により実施します。

高校向け

高校生向け「茨城県産業教育デジタルアントレプロジェクト」

筑波大学では、茨城県教育委員会が主催する「茨城県産業教育デジタルアントレプロジェクト」を支援しています。

プログラムの特色

本プロジェクトは、茨城県内の職業に関する学科で学んでいる高校生を対象に、企業が抱える課題を高校生の自由な発想をもとに解決を目指し、ICTやAIを活用しながら情報リテラシーを養うとともに、創造的で新しいものを生み出す力や何事にも挑戦できる力を伸ばし、アントレプレナーシップを育成することを目的に開催するものです。
本プロジェクトの講師を本学の尾崎典明客員教授が務め、また、本学と茨城大学の学生が大学生メンターとして高校生の活動をサポートします。

概要

実施期間 令和7年10月~12月 全4回
実施場所 茨城県県南生涯学習センター(土浦市)、ザ・ヒロサワ・シティ会館(水戸市)、オンライン(Zoom)
参加対象 茨城県の産業教育関係高校生、角川ドワンゴ学園N/S高校等学校生徒
プログラム  
 グループワークにより、地域企業から提供された課題に対し、ICTや生成AI等を活用した解決方法の提案プレゼンテーションを行うPBL(課題解決型学習)

中学・高校教員向け「生徒の主体性を育む探究セミナー」

中学・高校の教職員を対象に、アントレプレナーシップ教育の意義やその教育効果について理解を深め、学校教育の場にアントレプレナーシップ教育を浸透させることを目的に「生徒の主体性を育む探究セミナー」を開催します。

今年度のプログラムでは、授業にアントレプレナーシップ教育を導入している学校の取組みを紹介し、「総合的な探究の時間」などでの導入について考えます。また、アントレプレナーシップ教育の最新トレンドを学びます。

プログラムの特色

プログラム
 ・実際に授業にアントレプレナーシップ教育を導入している学校の教員4名の事例発表
 ・アントレプレナーシップ教育の最新トレンド
 ・座談会
その他 参加者には学校の授業等で使用できるアントレプレナーシップ教育教材を提供します。

概要

日時    2025年8月19日(火) 14:00~16:00
実施場所  オンライン(Zoom)
共催    茨城県教育委員会、つくば市教育委員会
参加対象  茨城県の中学・高校の教職員
定員    30名程度

小中学校向け

中学生向け「TSUKUBA 起業ゼミ」

「起業」と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、起業の基本は「誰かの困りごと解決」です。このプログラムでは皆さん自身の身の回りに目を向け、誰かの困りごとを解決する新しい商品・サービスの考案にチャレンジします。最後はつくばで活躍する起業家や起業支援者の前でプレゼンテーションを行い、フィードバックを得ることができます。

プログラムの特色

こんな人におすすめ
・起業や商品・サービス開発に興味がある。
・課題解決や社会課題に関心がある。
・高校受験に向けて活動の経験を積みたい。

概要

実施期間 令和8年1月~3月 全5回
実施場所 筑波大学、つくばスタートアップパーク、つくば国際会議場
共催   つくば市教育委員会
参加対象 中学1~3年生
定員 30名程度

小学生向け「探求型ワークショッププログラム」

本プログラムは、小学生が身の周りにある困りごとを考えることからスタートし、解決する ためのアイデアを考え、商品やサービスをつくることにチャレンジする、ワークショップ形式の探究型学習です。

プログラムの特色

個人の困りごとから多くの人が困っていることへ意識を広げ、社会的課題への理解にふれます。
また、自分事として解決策を考えることを通じて、実践的に探究に必要なスキルを身につけることを目的としています。
今年度のプログラムでは、つくば市教育委員会からつくば市立の小学校全体に実施校の公募を行い、つくば市立栗原小学校6年生を対象に実施します。

概要

実施期間  令和7年11月~令和8年2月 全8回
実施場所  つくば市立栗原小学校
参加対象  小学6年生